デパートない、映画館ない、公園ない、子どもを遊びに連れていける場所として貴重なのが海。モーリタニアの大西洋海岸は砂浜が続き、首都ヌアクショット近郊にいくつかビーチリゾートがある。我々がほぼ毎週末行くのが車で20分ほど北に向かったところにあるOceanid(オセアニド)。リゾートといってもヤシの木でできた日よけパラソルと、モーリタニア式テント(ハイマ Khaimah)がそれぞれいくつか立っていて、併設のレストランで食事もできる、簡易な海の家といった感じである。少し離れたところにバンガローもあり、そこで宿泊もできる。

右の黄色い建物がレストラン。もちろんエアコンなし。
我々はいつも午前10時前後にはオセアニドに到着し、テントを借りてのんびり午後3時か4時くらいまで過ごす。本を読んだり、音楽を聴いたり、熱くなったら海で泳いでまたテントに戻る。テントにはこちら式の薄いマットレスと固めの枕を持ってきてくれるのでその上で横になってビーチを眺めるのも落ち着いていい。

モーリタニア式テント・ハイマ(Khaima)
8月に来た頃には、テントになかにいても灼熱の中にいるほど暑い日もあったが、さすがに10月に入ってからは朝夕涼しくなり、海から上がってきたときも海風で少し冷えて感じるくらいだ。モーリタニアに長く滞在している人によれば、11月ごろから気温もさらに下がりこちらの「冬」に入るのだという。空気もさらに乾燥するそうなので、かなり乾燥肌の人間として対策が必要になりそうだが、6年半湿度の高いバンコクで暮らしてきたため、乾燥した涼しい空気がしばらく続くことが楽しみでもある。

テントの中。真ん中を支柱で持ち上げて四方からロープで引っ張って部屋ができる
さてビーチにいると、ビーチ客目当ての商売がいろいろあるのが観光地。パタヤやバリのビーチにいるとやれスルメだの蒸したエビだのブレスレットだのタトゥーだのと次々と売りに来る。あまり断らないのはフット・マッサージくらいだ。ここモーリタニアではそういった商売もなかなかお目にかからない。時々ラクダを連れたおじさんが通りかかって、いくらかお金を払うとラクダ乗りができる。

海辺を歩くラクダ
食事はいつもイカのニンニク炒めや魚の姿焼きBBQを家族が頼むが、私はここのシーフードサラダが好きで、いつも一人で一皿食べている。エビとイカのゆでたものがピーマンや玉ねぎと一緒にサラダになっていて、ちょっと酸っぱい味付けだが魚介類が新鮮でお気に入り。
明日から子どもは学校の秋休みで3連休。何をするかなー。。。
海辺のラクダ🐪😆可愛いですね〜〜〜😍
LikeLiked by 1 person
たくさんいますよー
LikeLike