観光スポット, Uncategorized, 国内旅行

バン・ダルガン(Banc d’Arguin)自然国立公園とヌアディブ(Nuadhibou)への旅(3)

よく見たら前回のブログアップから2か月近くたっている。バン・ダルガンとヌアディブへの旅もすっかり遠い記憶になってきた。この間、子どもの学校休暇を活用して再度セネガルへの陸路旅行を試みたり、モーリタニア人家族に招待されてモーリタニア式テントで週末を過ごしたり、魚釣りに出かけて浜辺でテント・キャンプをしたり、実はかなりイベントで盛沢山だった。イベントの最中は、ブログに書こう、と写真を撮ったり書くこと考えたりするのだが、「バン・ダルガン国立公園とヌアディブのシリーズが終わってないし。。シリーズ終わらせるのが先だなー」と思っているうちに我が家のインターネット速度が著しくダウンした。7月から10月はこちらでも気温と湿度が上がって相当暑い時期になる。そうするとヌアクショット市民が皆こぞってエアコンを使うので、市内の電力供給量が需要に追い付かなくなるとの説明を受けた。よく停電するし、その度に、2メガ以上の資料もダウンロードできないただでさえ微弱なネット・シグナルが完全にダウンするということが続いた。という言い訳はこの辺にして。。

今日も暑い!でも夜になればネット速度は改善する。今日こそは2か月ごしのシリーズを終えてしまおう!と決心した。というわけで、怒る人も文句を言う人もおそらくほとんどいないと思うが、旅の締めくくり、ヌアディブについて。実は写真もどこにいったか分からない状態なので、ヌアディブのスポット的な紹介まで。

ヌアディブは、細い半島の先にある町で、漁業が盛んな上に、東北に500キロほど離れた町、ズエラットとの間を、ズエラットで採取された鉱物を毎日運搬する列車が走っている。列車は200両ほどの車両が繋がれていて、全長約3キロメートル(!)。これは世界最長の列車に数えられるそう。さらに最近はヌアディブ沖にガス油田が発見されており、ヌアディブはモーリタニアの経済の中心ともいえる町なのである。

ヌアディブーズエラット間を走る列車。BBCでも紹介された(こちら)。

ヌアディブに近づいてくると、左手に見えてくるのが、Baie d’etoileという名の、真ん中にキノコみたいな形の岩が突き出ている湾だ。風がある時期はカイト・サーフをする外国人がちらほら。

Baie d’Etoile

さらに、この半島の先の方に行くと、Cap Blancという岬があり、ヌアディブ港に光をともす灯台が立っている。この灯台、1910年に当時のフランス政府によって建設された。一応観光客も案内してくれるが、ここにたどり着く道路はなく、国道2号線の終点から先は、火星の地上探査でもしてるような白い砂地を四駆で進まなければならない。一応入口はきちんとあり、しばらく待っていると灯台の番人がやってくる。灯台の上るために一人150ウギア払う。こちらの物価にしては高いような。。登って見える風景の西側はすでに西サハラ。特に警備もなく歩いて国境通過しても追いかける人すらいないだろう。灯台の傍らには何十年もほったらかされたブルドーザーがあったり、忘れ去られた場所のよう。だが、灯台が見下ろす崖下の海は、隠れたサーフスポットとして知られているらしく、その海中は絶滅危惧種のモンクアザラシの住処になっているという。

また我々は行かなかったが、使われなくなった船が集まっている船のお墓、と呼ばれるスポットも観光スポットとなっているらしい。

ヌアディブで泊まったホテルは、Le cansado。町の中心部から離れている割には大きな建物なので、いろいろと機能するのか心配だったが、シービューの部屋を案内され、快適に過ごした。誰かが「ここはモーリタニアのベスト・ホテル!」と言っているのが聞こえたので、知る人ぞ知るホテルなのであろう。ちなみにエレベーターはない。

そして翌日はまた5時間かけてヌアクショットにたどり着いたのであった。今回はあまりヌアディブで時間がなかったので、またぜひゆっくり来たい。